| 5日目 「灼熱の太陽」 (2000.03.11) |
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國弘@キングス・キャニオンです。 早朝、4:45にアリス・スプリングスを出発し、キングスキャニオンを目指します。 まだ暗い空には、車窓からも星の帯(天の川)がはっきりと見えます。 夜が明けていくとともに、あたりの風景が見えてきます。 見渡す限りの地平線。赤い大地の上にブッシュと低木が生えている風景がどこまでも続きます。 太陽が昇ると、まぶしい光があふれます。 みんな眠そうです。しばらく眠って目覚めても、まだ同じ景色です。 大型バスでおよそ5時間でキングスキャニオンに到着。
ここで、他のバスで来たメンバーと合流し、キングスキャニオン・ウォークを楽しみます。2リットル入りのでっかい水筒を渡され、ガイドと共に谷を登って行きます。コースは谷底を歩く1時間コースと、谷の上に登る4時間コースがあります。1時間コースのガイドはバスの運転手のオジさん。4時間コースは若い女性レンジャーです。私は迷わず4時間コースを選択します。 4時間コースを選んだのは6名。オジさん、オバさんもいます。 女性レンジャーのネエちゃんは、さすがに慣れているだけあって、ガンガン歩いて行きます。 見るからに肥満のオバちゃんは、フウフウ言いながら、息も絶え絶えについて行きますが、ドンドン離されていきます。 ある程度進むと、ネエちゃんは立ち止まり、オバさんがようやく追いつくと、ここぞとばかりにその辺りの植物や地形についてペラペラと説明します。残念ながら、私にはほとんど理解できません。が、百聞は一見にしかず、見ているだけで充分です。
それにしても、太陽の光が強烈です。どっちを向いてもまぶしくてたまりません。太陽光線というよりもスペシウム光線に近いかも。赤い岩の色と真っ青い空の色と太陽の強烈な光とで、立ちくらみしそうになります。ピカチューのテレビを見ていて倒れた子供たちって、きっと似たような状態だったんではないかと、ふと思いました。しかし、強烈な太陽光線よりも、もっとみんなを悩ませる問題があります。ハエの襲撃です。追い払っても追い払っても、しつこくまとわりついてきます。扇子をもってくれば良かったなぁと思いました。ハエを追い払うのにも役立つし、涼しいし、コンパクトだし、この辺で売ったら意外とヒット商品になるかも。 キングスキャニオンをひと回りし、バスに帰ってきました。 キングスキャニオン・リゾートというホテルとロッジとキャンプ場が一体となったところに着き、「今日はここに泊まるんだ。明日の午後1時半に迎えにくるから、それまでのんびりしておけ。じゃあな。」と言う言葉を残して、バスの運ちゃんは去っていきました。
とりあえず、リゾート内がどんなになっているか確認しないといけないので、ひと回りしました。プールもあります。キャンピングカーで来ている人も結構います。水道と排水口と電源を備えたサイトもあります。ここにキャンピングカーを着ければ、優雅な生活ができるというわけです。それにしてもハエが多いです。しかし、必要は発明の母。ハンカチを細長く折りたたんで、顔の周りでパタパタさせるという必殺技をあみ出しました。手で追っぱらうのに比べると、ずっと効果的で労力も少なくてすみます。宿泊したロッジのすぐ前で、いきなり体長1mくらいのトカゲが出迎えてくれました。彼が部屋の中に入ってこないことを祈るのみです(^^;。 このクソ暑いのに、テニスをやってる連中がいました。よく見ると日本人の4人連れです。他の人たちが日陰で本を読んだりしてゆったり過しているのに、せせこましく動きまわっているのは、私を含めて日本人ばかりです。国民性でしょうか? 夕方になるとだいぶ涼しくなりました。近くにサンセット・ビュー・ポイントがあるので、日没の時間をみはからってでかけました。日没はだいたい7時頃です。すでに数人集まっていました。サンセット・ビューといっても、地平線に沈む夕日を見るのではなく、太陽とは逆方向、つまり、正面から受ける太陽光でその赤みを増すキングスキャニオンの岩肌を見るのです。太陽は最後の最後まで力強く輝いていて、直接見ることができないほどです。真っ赤に燃える夕日が地平線に沈む風景を期待していた私にはすこし拍子抜けです。 夜になると、一面の星空。これはすばらしいです。でも一人で外にいると、何か出そうで恐いので、さっさと部屋に帰りました。その後、なぜか軽い腹痛に襲われ、めったに飲まない胃腸薬を飲んで寝ました。 乾燥地帯なので、水をガバガバ飲まないといけないので、それが当たったのかも。 ちなみに、この日の気温は最高気温35度、最低気温15度でした。 では。 |