<クニさんの旅日記> − オーストラリア自由旅行編 −

2日目 「シドニーは今日も雨だった」 (2000.03.08)
國弘@シドニーです。

今日も残念ながら雨でした。
午前中は小降りだったので、街にジョギング観光しに出かけました。
ハイドパークから聖メリーズ大聖堂、アートギャラリーの前を通り、ミセス・マッコーリーズ・ポイントに着きました。ここは絶好の観光ポイントでオペラハウスとハーバーブリッジをバックに写真を1枚撮ってもらいました。
そこから植物園を抜けてオペラハウスに到着。ここで雨が強くなり、しばしオペラハウスの中に避難し、ついでに中を見学。
雨が弱くなったので、再び走り出しフェリーボートの発着場を抜け、ハーバーブリッジを目指したものの、またまた雨が大降りになり、ロックスのお土産センターに逃げ込み、時間をつぶしましたが、結局雨足が弱くなることはなく、さすがに走る気力がなくなったので、ここで「Sydny2000」デザインの傘を買って、歩いて帰りました。

途中で、「なにわ亭」という「うどん&丼」屋を発見し、ちょうど昼だったので食べて帰ろうと思ったのですが、あいにく超満員でした。どーしよーかなぁと思っていると、同じビルの3Fに日本食材屋があるのに気付き、ここで弁当と味噌汁の素を買って帰りました。
ということで、日本の都会にいるのとあまり変わらない食生活なので、海外旅行に付きものの胃もたれは、ここまではまったくありません。(^^)

シャワーを浴びて、弁当を食べ、いよいよ今日のメインイベント?というか、一番心配していた10日の宿(ユースホステル)の予約をしなければいけません。ドキドキしながら電話をしましたが、なかなか電話が通じません。いろいろな資料を調べてみると、どうやらガイドブックが古くて、古い市外局番だった模様。あらためて気合を入れて、かけ直し、やっと通じました。
で、英語の方は相変わらず「Pardon?」を繰り返す始末で、なかなか話しが進みません。相手が「ニホンジンデスカ?」と聞いてきたので、「なーんだ、日本語話せるんじゃん」と思い、「日本語OKですか?」と聞くと、冷たく「No、ナントカカントカ」と言われガックリきました。しかたなく、つたない英語を駆使してなんとか予約取れたようで、ひと安心です。ヤレヤレ。(^^;

勢いに乗って、ついでにパースの武田さん(昨年お世話になった)にも電話しました。こちらは間違いなく日本語OKなので、安心して(といっても、奥さん(外人)や子供が出てこないように祈りながら)電話しました。受話器の向こうからは、いきなり英語の声が聞こえましたが、どうやら武田さん本人っぽいので、「武田さんですか?」といきなり日本語で話し、向こうもすぐに日本語で話してくれたので、ホッとしてずいぶんしゃべってしまいました。パースで一緒に酒を飲むことを約束して、電話を切りました。

AMPタワーから見たシドニー市内 結局一日中雨が止まず。しかも風もあって横殴りの雨なので、あまり外に出たくなかったのですが、せっかくなので、高さ305mのAMPタワーと、昨日モノレールで通ったダーリング・ハーバーのあたりに行って見ることにしました。
AMPタワーで最上部の展望台に登るには、10ドル必要ですが、チケット売り場のオバちゃんに「今日は天気が悪くて、視界があまりきかないがいいのか?」と英語で確認され、これまた意味が分からず、困ったなぁと思ってたら、オバちゃんが紙を出してきて、それをみると、そのような意味のことを書いてました。明日天気が良くなる期待は薄いので、当然「ノープロブレム」といって上に上がりました。エレベータには私一人だったのですが、これが異様に遅くて、「こりゃ故障したんじゃないかぁ?」と不安になりましたが、5分近くかかって無事到着し、展望台をクルッと1周して下りました。やっぱりオバちゃん(の出した紙)の言った通り視界は悪かったです...。

いきなり話は夜に飛びますが、テレビでオージーフットボールの中継をやっていて、これが非常に面白く、ついつい最後まで見てしまいました。こまかいルールはよくわからないのですが、なんだか面白いです。パースでゲームがあれば、ぜひ生で観戦したい!

それから、そろそろ着替えが無くなってきたので、シャワールームで洗濯しました。手で洗濯するなんて何年振りじゃろ?


P.S.
今日予定していたナイトクルーズは、あまりに天気がよくないのでやめました。
明日はちょっと郊外にある、オリンピックのメイン会場に行ってみようと思います。





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